2024.12.11 つぶやき トラウベの聴診器
助産院をしていた祖母が亡くなった時、往診カバンと一緒に天国に行きました。往診カバンの中に「トラウベの聴診器」が入っていました。
超音波なんてない時代、ラッパみたいなのを妊婦さんのお腹に当てて赤ちゃんの心音を聞いて赤ちゃんの健康状態を見て、同時に手の感触で赤ちゃんの向きや、胎盤の位置を確認していました。おばあちゃんは凄過ぎます。
高度な検査のできる昨今でもちゃんと目でみて、耳で聴き、手で触れるというのは診察の基本で、いまだにそこからの学びがあります。
私はかろうじてこの聴診器を見たことがある世代ですが、研修医の先生は習いもしてなかったみたいです(^◇^;)